七転び八起き
6月末頃、東京都杉並区在住の写真家、たかはしさんが会社へやって来ました。長男のツイッター仲間で、被災地の復興写真を撮りに来ているということでした。色々と被災時の話しを聞かせてほしいということで、会社でインタビューを受け、帰りに記念写真を撮って頂きました。その写真が、昨日届いたので、アップしてみました。モノクロで、アナログ人間の私にはちょうど良い感じですね。そして、昨日の早朝、長男が、東京のボランティア仲間と一緒に帰ってきて、原町二中で本日行われるイベントおよび花火大会のお手伝いに参加するということで、張り切っていました。昨夜は、我が家へ、そのボランティア達を招き、ささやかに労をねぎらいました。6人ほど来てくれて、熱い思いを聞かせて頂きましたよ。みんな、金曜日まで仕事をし、深夜12時に新宿を出発して南相馬市のためにやって来たそうです。6人は、横のつながりはなく、ツイッターを通じて知り合い、実際に会うのは、昨日が初めてだそうです。ボランティアセンターの責任者も来てくれて、夜遅くまで熱く語っていました。さすがに私たち夫婦は、話しに入るすきもなく、先に就寝させて頂きましたよ。今日夕方、原町二中の会場をのぞいてみたら、昨夜のボランティア達が、一生懸命汗を流し、花火大会の準備をしていました。もちろん、カメラマンのたかはしさんもその様子をカメラに納めていました。私たち夫婦も、息子の張り切っている姿にちょっとだけ感心させられました。息子や、ボランティア達は、花火大会終了後、片付けをし、また東京へ戻り、明日から普通に仕事に出かけるそうです。
会場には、小高区の住民が多く避難していて、妻の同級生二人と会い、懐かしく話していました。
会社で撮ってもらった写真の後ろには、だるまが8個飾ってあります。会社創立当時から毎年、取引先から贈られただるまで、8個だけとっておき、文字通り『七転び八起き』これからも、座右の銘にしたいと思います。
今回の地震で、このだるまも棚から落ち何個か壊れてしまいましたが、補修し、事務所のなかで、また我々を見守っています。相馬地方、福島県、東北そして、日本の早期復旧を、願って………