春なのに外は雪

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東日本大震災から明日で丸一年が経ちます。県内各地で、今日と明日は、慰霊祭や追悼行事が予定されています。暦の上では春なのに、今日も雪が降っています。あらためて津波の犠牲になった方々へ、心より哀悼の意を表したいと思います。
さて、相馬地方の悲願であった常磐道が4月8日に、南相馬~相馬I.C.間が部分開通すると本日、新聞発表されました。地域の復興道路として大いに期待されています。ただ、原発事故がなかったら富岡~相馬間がいっきに繋がるはずだったのに、ちょっと残念です。昨年末には、JR常磐線も相馬~原ノ町駅間のみが再開しました。高速道路も、鉄道も大切なライフラインです。我々が携わっている上下水道も、日常生活には欠かせないライフラインです。原発事故のいち早い収束を願うばかりです。昨夜、NHKの特集番組で、南相馬市の現状が放映されました。若い人達は、子供を連れて遠くへ避難したまま、戻らず、住んでいるのは、老人ばかりと……出演していたある人は、『南相馬市は老人パラダイス』などと揶揄して笑っていました。悲しみをこらえて、精一杯の強がりなのかなと、私もうなずいてしまいました。この相馬地方に、子供たちの明るい笑顔が戻ってくることを願うばかりです。
それにしても、今年は、雪が多いですね。年度末を控え、公共工事等に少なからずや影響が出て困ってしまいます。早く暖かい春が来ないかな。『春よ来い、早く来い!』
写真は、先日雪が降った時に撮った、我が家の庭先の模様です。もう一枚は、2年ほど前に撮った、建設中の常磐道(相馬市坪田付近)です。