松川浦環境公園リカバリーオープン

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7月22日(日)午前、松川浦環境公園がリカバリーオープンしました。場所は、相馬市尾浜字札ノ沢地内で、松川浦の西側にあり、近くには、JA直売所や、観光いちご園などがあります。以前この場所は、相馬方部衛生組合(相馬市、新地町)が運営していた、し尿処理場でした。施設の老朽化に伴い、移転した跡地に、平成22年4月に松川浦環境公園として生まれ変わりました。ところが、昨年3月の東日本大震災による津波の影響により、壊滅的な被害を受けました。震災直後、現地を見た時には、正直、復活は難しいと思っていましたが、地元のNPO法人松川浦ふれあいサポートの皆さんや、多くのボランティアの力により、きれいな姿によみがえりました。リカバリーオープンに際し、管理者である相馬市長をはじめ、工事関係者や地元の小学生、そして多くの皆様が出席し、盛大に再オープンを祝いました。津波で枯れたヒマラヤ杉を活用したトーテンポールは、現在2本公園内に設置され、今後あと2本製作する予定だそうです。震災からの復興、鎮魂、歓迎などの意味合いを込めて……。当日は、梅雨空のあいにくの空模様でしたが、アトラクションとして、チェンソーアートの実演もあり、来場者は興味深げに見入っていました。又、試験操業で捕れたタコとツブ貝の試食もあり、久しぶりに地元の魚介類を味わいました。安心、安全な海の幸、山の幸が3.11以前の様に普通に食卓にあがる日を待ち望んでいます。是非皆さん、新生 松川浦環境公園へ足を運んでください。
地元のボランティアの皆さんのパワーに『感謝!あっぱれ!』