楽しかった秋の遠足

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中学校時代の恩師ご夫婦、同級生夫婦そして、私達夫婦の6人で『秋の遠足 会津~喜多方』へ車2台に分乗し、出かけてきました。朝7時20分頃、先生のお宅へお迎えに行き、原町を出発し途中、川俣道の駅で休憩をとり二本松I.Cより東北自動車道へ。安達太良SAで同級生夫婦と合流しそこで簡単にコースの打合せをし一路会津若松I.C経由し初めて訪れる喜多方市新宮熊野神社長床見学へ。

1055年に源頼義、頼家親子が創建したという歴史ある建物は、直径44cmの円い柱が44本並び、平安時代の荘厳な趣が感じられました。又、隣接する宝物殿では、当時の絵巻物や装飾品など、貴重な数々を観ることが出来ました。昼食はお待ちかねの喜多方ラーメンということで、先生おすすめの『はせ川』へ。到着すると、県内外から多くの方々が行列を作り、店の前に並んでいました。先生の奥様に順番待ちをお願いし、5分ほど離れたところにある、浄土宗 願成寺へ。国指定のこのお寺の仏像は、京都三千院の来迎三尊と同じ物で、東北地方ではとても珍しい仏像だそうです。そしていよいよ昼食ということで、醤油ラーメンを注文したところ、大きなチャーシューがのったシンプル味の昔懐かしい中華麺。とても美味しく、スープも余すことなく、全部いただきました。

おなかを一杯にし、当初予定していた裏磐梯方面をとりやめ会津若松市内へ向かい会津松平藩の歴代藩主が眠るお墓を観に行きました。小高い山の中腹ほどにあるこのお墓は、いかにもマニアックで、なぜか、墓石の基礎の部分は、すべて亀の上に大きな墓石がのっていました。通常の会津観光では絶対に訪れない場所を案内していただき、帰りには、昔ながらの茶屋でちょっと一服。団子餅や豆腐、里芋など7本セットの味噌田楽を美味しいお茶と共にぺろっとたいらげました。まだまだ見学する所はたくさんあるのでしょうが帰りが遅くなるので、今回の見学はここまでとし河東I.Cから安達太良S.Aへ向かいここで同級生夫婦とはお名残惜しくもお別れをし私達、原町組は帰路へつきました。途中、川俣~飯舘間で交通事故があり、渋滞に巻き込まれましたが、霊山~相馬を経由し、7時過ぎに無事原町へ到着しました。往復約360Kmと、一日運転しましたが、心地よい疲れは旅の思い出が吹き飛ばしてくれました。