相馬の復興にむけて『頑張れ相馬!』
東日本大地震から1ヶ月が過ぎました.マグニチュード9.0という史上最大級の大地震,そして太平洋沿岸を襲った大津波,まさにこの世の終わりかとも思われるような大惨事に見舞われ,多くの方が被災され,不自由な生活を余儀なくされています.我々 相馬地方管工事組合員は,相馬地方広域水道企業団の指示のもとに,3月11日の夜から,日夜ライフラインの復旧作業に当たりました.1ヶ月経った現在も,水道本管や,給水管の漏水修理,そして一般家庭の設備点検修理に追われています.津波で水没したボイラーは,使用できず,交換するしかありません.ところが,これまで,震災前は物流が整っていたので,ほとんど在庫を持たない状態だったので,数に限りがあり,震災後発注した品物は,1ヶ月以上納期がかかってしまい,お客様に大変ご迷惑をお掛けしてる状況です.メーカーや商社と連絡を取りながら納期確認に追われる毎日です.
ところで,そうした中,ご当地相馬市は,目に見えた形で復旧が進んでいるような気がします.私が住む南相馬市原町区は,日中はよく分かりませんが,朝晩は,まるでゴーストタウンのようです.不気味なくらいです.行政は,屋外待避や,自主避難指示など二転三転し,南相馬市民を翻弄させています.一部地域は,1ヶ月以内に圏外へ避難しなくてはなりません.家畜やペットなどを見捨てるわけにはいかないと,圏内に残る人も出てくるでしょう.一日も早く原発問題解決して欲しいものです.このままでは,仕事も,人も何もかも無くなってしまいそうです.
相馬市のいち早い復興にむけて,私達は,出来ることから一歩ずつ確実に前へ進んでいきたいと思っていますので,みんなで助け合いながら頑張りましょう!!『頑張れ相馬!!』
震災後の相馬市尾浜付近の写真をアップします.このがれきの山から以前のような風光明媚な松川浦が復活する日を励みに,これから先長い道のりをみんなで歩き出しましょう!