相馬市役所 新庁舎落成式

このたび、相馬市民会館で、相馬市役所新庁舎落成式があり、私もお招きを受け、落成式に出席してきました。東日本大震災により、旧市役所庁舎が耐震性ランクCと診断され、大規模地震が再び発生した場合、庁舎が損壊する恐れがあると判定され、去る平成26年9月に着工し、今回の竣工を迎えました。外観は、純和風の建物で、近くにある中村第一小学校や、市民会館、千客万来館、スポーツアリーナなど相馬の歴史や、景観にマッチした建物です。式には、多くの来賓が招待され、市長を始め、全員紋付き袴姿の和装で挨拶をしました。また、工事に関わった施工業者には、感謝状が贈られ、受賞者全員が、昔の大工さんが、着ていた、半天姿で登壇していました。

式典の途中のアトラクションでは、狂言や、能など日本古来の漫才の原点ともいわれている作品が演じられ、おそらく私の人生の中で、最初で最後となるであろう公演を鑑賞することが出来ました。
最後に参加者全員で、万歳三唱をし、式典は終了しました。その後、新庁舎のお披露目があったのですが、時間の関係上、私は、見ないでかえってきました。この3連休で、引越をし、10月11日から新庁舎で業務を開始するそうです。

旧市役所庁舎は、私が社会人一年生の昭和51年に竣工し、これまで、下水道課、教育委員会を始め、多くの部署でお世話になりました。いずれ解体されると思いますが、惜別の思い出いっぱいです。
新庁舎は、3階建てで1階の市民ホールは、市民が気軽に集い、くつろげる憩いの場として、ピアノコンサートや、絵画展、写真展などとしても活用するそうです。また、2階、3階には、災害時の避難所としての機能も兼ねそろえているようです。やはり、東日本大震災があったからこそ出来た、新しい相馬市役所を、来週早々に訪れてみたいと、今から楽しみにしています。