級友が被災地支援。ありがとう!

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数日前の福島民報新聞に、遠く神戸から、被災地支援のため、ふるさと南相馬市の老人介護施設や、障がい者施設などで、コンサートを行っている同級生の井上恭子さんが載っていました。恭子さんが代表を務める「おひさま」は、音楽療法士のグループで、震災後、南相馬市をはじめ、被災地各地で、コンサートを開いてくれたようです。恭子さんとは、原一中二年生の時、堀池君と一緒に合唱部で活動したことがあります。その当時から、同級生とは思えないほど、落ち着いていて、しっかりもので、成績も優秀で、我々男子にとっては、とても近寄りがたく、遠い存在でした。
震災後、開かれたクラス会に出席してくれた時には、故郷への思いがこみ上げたのか、感極まってしまい、涙の挨拶をいただきました。平成7年1月17日早朝に発生した、阪神淡路大震災を経験し、大変な思いをしたからなのでしょうか、東日本大震災の被災地へボランティア活動を続けてくださり、ただただ頭の下がる思いです。私は、地元にいながら、日々、仕事や、生活に追われ、何もできませんでした。ちょっと情けない気さえしますが、仕事を一生懸命することで、少しでも、地域の人たちが、一日も早く元の生活ができるようになればとの思いで、震災以降、ライフラインの復旧や、新築住宅の設備工事で陰ながら頑張っています。
先日は、地元で頑張っている水産業を少しでも応援できればと思い、あんこう鍋セットや、シラウオなど(もちろん冷凍ですが)を相馬の水産加工場から買ってきて、おいしくいただきましたよ。まだ試験操業なので、風評被害を払しょくし、一日も早い本操業の日が来ることを祈っています。現在、相馬港をはじめ、磯部漁港など、急ピッチで、工事が進められています。
遠く神戸から ふるさと南相馬のため、頑張っている姿に、心より感謝申し上げます。ありがとう!