震災から8ヶ月過ぎて………
東日本大震災から8ヶ月過ぎました。未だに心の大きな傷は消えませんが、早く3.11以前の日常へ戻ることを願っています。
11月3日文化の日に、蔵王エコーラインが冬季閉鎖に入るということで、ドライブに出かけました。麓の景色は、秋深まりゆく紅葉がとてもきれいでした。しかし、途中から霧が立ちこめ、全く前が見えなくなったので、山頂まで行かずに引き返してきました。次に訪れたのは、岩沼市にある金蛇神社。七五三の親子連れで賑わっていました。子供の成長を願う気持ちは、今も昔も変わりなく、健やかに育って欲しいものですね。
ところで、相馬市をはじめ、今回の津波で大きな被害を受けた海岸地区は、一部を除いて、住宅等の確認申請許可が下りなくなりました。仮設住宅からおおむね2年以内に、新たな居住地を求めなくてはなりません。でも現実的には、困難な人たちもいるのではないでしょうか。海岸地区の高台に住む人達は、かろうじて難を免れ、リフォームなどをして新たな生活を始めています。弊社は、そのような方々のお役に立ちたく、災害救助法に基づく「住宅応急修理制度」等を利用し、ボイラーやトイレなど日常生活に欠かせない設備の改修工事も行ってきました。被災したお客様にはとても喜ばれ、感謝されました。ライフラインの復旧こそが我々設備屋に与えられた使命だと自負しながら日々仕事に追われています。一日も早く、あの「松川浦」が復活することを祈って………